2014年11月07日

人間関係に悩む人の特徴

コーチング講座やコミュニケーション講座をしていると、必ず「苦手な人とどうやってつきあったらいいか知りたい。」という声をお聞きします。

苦手な人というのは、私たちの中の「こうあるべき」に沿わない人です。


私たちには、生きていく上でマイルールというのがあります。

生活上のマイルール、コミュニケーション上のマイルールなど、いたるところにマイルールは存在します。

その中で、コミュニケーションにおけるマイルール、どんなものを持っていますか?

挨拶1つでもマイルールは人ぞれぞれ。

挨拶は自分からするもの
挨拶をされたら必ず返すもの
挨拶は明るく元気よくするもの

これはAさんのマイルールとしましょう。

Bさんは?Cさんは?

Aさんと同じとは思いません。


「こちらが挨拶をしても、無視されるのです。」
「自分から挨拶をしてくれません。」

私は、そういう人も居るだろうなと思っています。

けれど、自分のマイルールが挨拶をしたら返すべきとか、自分から挨拶をするべきというマイルールがあると、このような人のことが許せなくなってきます。

でももし、Bさんのマイルールが、「挨拶はされたら返す」とか「人とは必要以上に親しくならない」というマイルールを持っていたら?

コミュニケーションに対して、どれが正しい、間違いはないのですね。

学校で、挨拶は明るく元気良くとか、自分から積極的にしようと教わります。

その後、社会人になってそれを守るかどうかは、その人次第です。


では、なぜ挨拶をするのですか?

自分から挨拶をしたら気持いいでしょう。

私は自分が気持ちよくいられるから挨拶をするのです。

ですから、相手が挨拶を返してくれなくても気にしません。


挨拶の事例で説明をしましたが、人間関係に悩む場合、自分の中のマイルールで相手を評価している場合が多いです。

自分にはルールがあるように、相手にもルールがあります。

そして自分のルールを守りたいように、相手も自分のルールを守りたいのです。

自分のルールに当てはまらない人を、嫌な人と決め付けるのではなく、ルールが違う人、価値観が違う人と見てはいかがでしょうか?


人間関係で悩んでいる人は、こうあるべきというマイルールを一旦脇に置いて、違う角度から相手を見てはいかがでしょう。


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