2016年09月09日

素直じゃない人

私が読む限りの成功哲学には、素直な人は成功するということが書かれています。

素直な人は成功しないとか、素直な人は騙されるというようなことを聞いたことがありません。

「成功する」とは、仕事がうまくいくだけではなく、その人の人生そのものが、豊かなんだろうなと想像します。

素直な人は成功するという言葉を読むと、素直じゃない人の方が多いのでしょう。

なぜなら素直な人が多ければ、わざわざ書かなくてもいいからです。


素直じゃない人とはどういう人なんでしょうか?

私が思うには、本当は素直なのに、素直じゃない自分を選んでいる人だと思います。

素直になりたくてもなれない理由があるのでしょう。

自信がなかったり、人から何かを言われて傷つくのが恐かったり。

繊細だからこそ傷つくのが恐くて、斜に構えてしまう。

自分を一生懸命守っているんですよね。

でもその守り方では、ますます自分で自分の首を絞めているように思います。

自分で自分を追い込むと、しんどいです。

なぜならずっと追い込まなくてはならなくなるから。

癖になっちゃうんですね。


まっすぐな道から外れて、あえていばらの道を歩く。

昔の私がそうでしたが、今の私は素直に最短距離を行くようにしています。

あまりにも最短距離を行こうとしすぎて、逆に大変な時もありますけどね。


あなたが、素直じゃない自分でいることが心地よいかどうか、それを基準にしてみたらどうでしょうか。

素直じゃない方が心地よいなら、私はそれでいいと思います。

無理して素直になる必要はありません。




Posted by Emma  at 09:18 │自分を変えたい