2009年11月23日

自分のことが大嫌いだった


コーチ大会のお話が続いています。

私が担当した分科会に参加して下さった方々が
終了後に、いろいろなことを私に教えてくれました。

その中である方が

「私は今まで自分のことが大嫌いでした。
今日の分科会のお話を聞いて、本当にその通りで
とても大切なことだと痛感しました。
でも今は自分のことがとても好きになりました。」


と教えてくれました。

私は

「自分のことが大嫌いだったのに、何がきっかけで
自分のことを好きになったのですか?」
と聞いてみました。

「コーチングを勉強してからです。コーチをつけて、自分がコーチングを
学んで、そして今コーチの活動も少しずつ開始しました。
コーチングに出合わなかったら、今も自分のことが大嫌いだったと思います。」


「コーチングの何が自分を変えるきっかけだったのですか?」

「コーチングって、自分と向き合うじゃないですか。
今まで自分の嫌なところばかり目に付いていたんです。
でも目についている割には、本当の意味で見ようとしていなかった。
嫌な部分ってどうしても見たくなくて、ふたをしてしまうんですよね。
でもコーチングはあるがままの自分と向き合っていくでしょ。
嫌な自分、良い自分、全て自分のことがわかってくると、
こんな自分でもいいかな、と思えるようになったんですね。」


聞いていて、私と同じだ~と思いました。

「コーチングを受けてどのくらいですか?」

「5年くらいです。」


やっぱり!と思いました。

あるがままの自分にOKが出せるようになるって、そんなに簡単に
できることではないので、お話を聞きながら、この方コーチング暦が
長いだろうな、と思いました。


 コーチングを受けている人たちがコーチングのおかげで、
自分らしく豊かに生きれるようになったと言います。

でも勘違いしないで欲しいのです。

コーチングを受ければ誰でもそうなれるのではありません。

大事なことを見落としています。

コーチングを受けて環境や物の考え方、捉え方が変わった人たちというのは、
コーチングを少なくとも継続して3年以上受けている人たちです。

ここが決定的に違うところです。

定期的に月2回~3回のコーチングを3年以上受ける。

これを聞いて、あなたにできそうですか?

コーチングというのは、自分力をあげていくこと。
生きている間にはいろいろなことが起こります。
いろいろな問題に直面した時に、自分の力を使って人生を
生き抜いていく土台を作っていくのです。

土台を作れば、あとは自分で何とかできます。
その都度誰かを当てにしなくても、自分の持っている力で
解決していけます。

そういう力を、僅か数ヶ月コーチングを受けただけで
自分に身つくと思いますか?

お金と時間をかけないで、家を建てるようなものです。

コーチングを受けて、豊かな人生を手に入れている人たちは、
お金と時間を自分の未来に投資することを惜しまない人たちです。

つまり、自分の幸せは自分で取りにいく!(自律)
誰かが与えてくれるのを待っているのではありません。(依存)

既にその考え方から、違うことがお分かり頂けますか?

コーチングを2、3回受けて変われると思っている人たちは、
コーチングに依存している人たちだと私は思います。

コーチングを受ければ何とかなるだろう、
コーチが何とかしてくれるだろう、という人たち。

コーチングが目指しているのは自律です。

コーチングを受けても成果が出る人、出ない人の違いは、そこです。


Posted by Emma  at 09:00 │自分のこと